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衣裳制作

皆様にお届けする大切なお衣裳の数々。
華結びで扱うお衣裳は日本で長い時間をかけて培われてきた技術の結晶です。
皆様の晴れの日を飾るお衣裳がどのように作られるのか、
ここではそんな呉服の製作現場を一部、ご紹介致します。

図案

一枚の用紙をくりかえし繋げていくようにするなど、緻密な計算を行いながら一枚の用紙に下絵を描いていきます。デザインの決まった下絵を墨でなぞっていく際には、線の強弱がそのまま着物の仕上がりに反映されるため、仕上がりを計算に入れた熟練の技が必要です。
図案1
図案2
図案3

手描き友禅

モチ米を原料とした「糸目糊」で下絵の輪郭を描き、その内側を彩色していく染織技術です。
糸目という名前の通り、細く均一な縁取りを自由自在に描くには大変な技術が必要となり、
当然その細やかな防染の内側を染め分けていく工程にも職人の手作業が光ります。
染め分ける技術は勿論、配色や暈しなど繊細な技術でもって友禅の柄が描かれていて、
柄の染め分けが終わると今度は柄部分全体に防染糊を施し、引き染めで地色を染めてひとつの反物が出来上がります。
手描き友禅1
手描き友禅2
手描き友禅3

引染

引染とは刷毛を使い、生地を染めていく方法です。
一枚の反物を刷毛で染めていくため、「ムラ」ができないよう全体を均一に染め上げるには熟練の技術が必要となります。
また「引染」は「ぼかし染め」がやり易いため「ぼかし染」は引染で行われることが多く、
この染め方は手描き友禅だけでなく、ろうけつ染め、小紋染め、型友禅染めの地染めなど幅広く使われています。
引染1
引染2
引染3

金彩加工

全ての工程が終了した布地の、金で柄を置きたい箇所に糊を置き
 その上から金箔・金粉を置いて柄を描き、全体のデザインを仕上げます。
最終的な着物の華やかさを決定づける重要な役割を担っており、その技術は桃山・江戸初期から連綿と受け継がれてきました。
また、金彩加工は仕立て上がった着物を解くことなく加工することができるので、シミができてしまった着物を上手くリフォームする知恵の一つでもあります。
金彩加工1
金彩加工2
金彩加工3

糸染め

織物に使用する糸は、生糸に下処理をおこない指定された色に調合された染料の鍋で炊く、「先染め」が施されています。
色ムラの出ないきれいな糸に染め上げるには、気温や湿度により温度や時間調整が必要で、そのさじ加減には長年の経験が必要となり
そうして出来あがった糸は鮮やかな発色と美しい艶に仕上がります。
糸染め1
糸染め2
糸染め3

西陣織

織物の歴史は非常に古く、紀元前8000年前にはすでに手織りの布があったと考えられており
応仁の乱を経て、「高機」と呼ばれる大陸からの技術を取り入れた西陣織は高級織物の代表として京都に根付いていきます。

そして文明開化を迎える頃には西洋の「ジャガード織」などを取り入れ近代化に努める一方、伝統技術の更なる高度化や図案の洗練により今に続く織物産業の代表としてその地位を確立していきました。
西陣織1
西陣織2
西陣織3

刺繍

金糸を柄に這わせて縫い止めていく金駒刺繍や、玉結びを連ねて柄を描いていく相良刺繍など、機械ではできない繊細な技術によって柄ゆきに立体感が生まれ、より一層の豪華なお着物へと仕上がります。
刺繍1
刺繍2
刺繍3


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