2025.03.27 | 婚礼衣装について
様々な白無垢
白無垢といっても様々なパターンがあることはご存じですか。
白無垢のパターンをご紹介する前に、
白無垢に込められた意味をご紹介いたします♪
白無垢(しろむく)とは、白一色の和装で、
結婚式で花嫁が着用する正礼装です。鎌倉・室町時代から着られており、最も格式の高い婚礼衣裳とされています。
【特徴】
・打掛、掛下、帯、足袋、小物など、すべてを白一色で揃える
・角隠しまたは綿帽子を被る
・肌着→長襦袢→掛下→打掛(白無垢)と、たくさんのアイテムを重ね着する
・挙式で白無垢、披露宴で色打掛けに掛け替えるのは「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味合いを持つ
【由来・意味】
・白には「嫁ぎ先の家風に染まる」「純潔」という意味がある
・花嫁が真っ白な白無垢を着用するのは「相手の家の色に染まる」という意味が込められている
・白い衣装を着用することで、相手と最後まで添い遂げるという覚悟の表れでもあります
【着用年齢】
・年齢の制限はありません
・若い女性が着用するイメージもありますが、白無垢は年齢を問わず着用が可能です
白無垢のパターンを見ていきましょう。
【白無垢】刺繍 御所車に鶴
鶴も御所車もどちらも大きく、バランス良く無地場もあるので一層柄が引き立つデザインに。
刺繍の迫力が感じられます。
【白無垢】裏紅 唐織白鳳凰雪柳
雪柳の文様が縦に入っているのでスラッとした印象に。柄に光沢があるので高級感を感じられる衣装です。
【白無垢】裏紅 刺繍 雲霞に鶴
桜、梅、菖蒲など春の花が裏紅の可愛らしさを一層引き立てています。
雲霞と鶴の飛翔が美しく豪華な刺繍で表現。
【白無垢】吹き赤ライン 鳳凰七宝
袖と裾(吹き)の部分にのみ赤のラインが入った白無垢。
真っ白の着物のワンポイントになりますが、赤が強くないのでスッキリとした粋な印象に。
【白無垢】鶴天井文
少し生成りがかった白無垢です。華やかな天井文に鶴の飛翔。柄の詰まったところと無地場のバランスがよく、柔らかくしなやかな印象です。
【白無垢】相良刺繍 牡丹に鶴
大きな牡丹の花びらを埋め尽くす相良刺繍。白無垢ならではの重厚感が魅力の一枚です。少し生成りがかっていて優しい印象。
【白無垢】白レース
レースで模った小さなバラを並べて生地を埋め尽くしたような非常に珍しい白無垢。レストランウェディングや洋館などにおすすめの一枚です。色掛下を使用してご自分イメージに合ったコーディネイトが出来ます。
【白無垢】銀彩飛翔
鶴の柄の囲いに銀彩を施し、ラメで柄を埋めた珍しい白無垢。洋の要素があるのでレストランウェディングにもおすすめです。
【白無垢】刺繍ピンク桜鶴
桜の柄のいくつかの部分だけがピンクの色糸で刺繍された珍しい着物です。
【白無垢】刺繍牡丹に飛翔ピンク糸
鶴の飛翔が美しく刺繍されているのが魅力ですが、花の部分がピンクの色糸で刺繍されているのが特徴。真っ白とは違う可愛らしさが強調される白無垢です。
正絹(シルク)と化繊(ポリエステル)の違い
【肌触り】
・正絹は肌と同じたんぱく質でできているため、しっとりとした肌触りで着心地が良い
・化繊はゴワゴワした質感があり、身体に沿いにくい
【お手入れのしやすさ】
・正絹は水や汚れに弱く、家で洗うことはできない
・化繊は水に強いので、自宅の洗濯機で洗うことができ、色落ちや縮みの心配が少ない
お手入れのしやすさから、最近では化繊の訪問着も人気なんですって。
また、私から見た化繊の特徴は正絹と違って真っ白なところです。
化繊の白無垢に正絹の刺繍が施してあるものは、生地は真っ白なのに刺繍だけ生成りぽくなってくるのでより刺繍の柄がしっかり浮き出てくれて前撮り撮影などに最適です。
冒頭でご説明させていただきました
・打掛、掛下、帯、足袋、小物など、すべてを白一色で揃える。ですが、こちらも近年では自由に楽しまれる方が多いです。
白無垢の中に引振袖を合わせたり、
小物の色を変えたり、
ご自分のお好きにアレンジしていただけたらなと思います♪
ただ、【すべてを白一色で揃える。】をお好みの方が多いのは確かです(^^♪
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