華結びブログ

2025.04.30 | 婚礼衣装について

和装における「金通し」とは?

和装における「金通し」とは?

「金通し(きんとおし)」ってご存じですか。
和装における金通しとは、着物や帯などの生地に金属のような光沢のある糸を織り込んだ技法のことを指します。

柄のない部分、いわゆる無地場と言われるところでもこの金通しがしてある事でキラキラとした質感が出来、地味で退屈な柄ゆきにならない効果が。
「金糸(きんし)」や「箔糸(はくいと)」と呼ばれるきらめく素材が、生地の地模様や柄の一部として使われることで、豪華さと華やかさを演出します。

金通しとは ブログ画像

金通しの特徴としては、
●視覚的な美しさ:光が当たると金糸がキラキラと輝き角度によって見え方が変わるため、動くたびに衣裳の表情が変化します。
●格式の高さ:金通しが施された着物は礼装やフォーマルな場に用いられることが多く、婚礼衣裳はもちろん、振袖にもよく使用されます。
●織りの技術:手織りや機械織りによって繊細に金糸を配置する技法には、高度な技術と時間が必要とされます。


金通しとは ブログ画像

生地の種類としては絹地に金糸を織り交ぜたものが多く、上品でしなやかな質感とともに煌びやかな装いを引き立てます。
金糸の分量やデザインによっては控えめな輝きを持たせたり、見るからに豪華!な印象にすることも可能で、それぞれの衣裳の雰囲気に合った高級感を醸し出せるのも魅力です。

金通しとは ブログ画像

金通しがしてある事で色打掛そのものが発光するような効果あり!
新婦様のお顔を一層華やかに魅せてくれる【金通し】のご紹介でした。

●華結びの衣装レンタルは全国どこへでも往復送料無料でお届け致します。
来店のご予約・衣装に関するお問い合わせはこちらから

遠方にお住まいの方、時間が取れずご来店が難しいお客様には【宅配試着サービス】もございますのでぜひご活用ください。
※宅配試着サービスの詳細はこちらから宅配試着サービスバナー

華結びの京都神社結婚式のサイトは↓のバナーから(外部サイトへ)
華結び 京都神社結婚式ご案内