【色打掛】重ね仕立て金雲霞流水鶴飛翔

ブライダルドレスとは違って和装婚礼衣装はどれも似たような感じ･･･と思っていませんか？！
確かに全体的な形は同じですが、ご紹介する「重ね仕立て」の色打掛はちょっと特徴的なのです。


こちらは【色打掛：重ね仕立金雲霞流水鶴飛翔】

京都前撮りでご利用いただいたお客様です。
重ね仕立ての大きな特徴･･･分かりますか？

まずはその名の通り「重ね仕立て」


矢印の箇所にご注目！衿や袖口などに生地を重ねて仕立てがしてあるので「重ね仕立て」。八重重ね（やえがさね）と言う事も。
重ねてある色はこの色打掛のように全然違う色を組み合わせてあるものが多く、衣装全体の引き締め効果があります。

十二単をイメージしたものと言われていて、格調の高さを感じられる色打掛。
仕立ての美しさだけでなくもう一つの特徴は袖飾りです。



袖口に付いている飾り。水引のような雰囲気でご婚礼のお目出度いイメージによく合ってますよね。
袖飾りには決まりがなく、色打掛によって様々な色や形、素材があるのでそれぞれに魅力があります。



この衣装は朱赤地ですが、金の割合が大きくエレガント。
重ね仕立てがポイントとなって重厚感のある古典文様がモダンな印象にも感じられます。

着物の地色と柄の金雲霞の存在感。
重ね仕立てで枠取りをしたようにも見える全体の柄ゆきは、まるで一枚の織物作品のよう。
色柄のバランスが良く、新婦様を一層華やかにしてくれる重ね仕立ての色打掛です。



可愛いお写真をたくさんご提供くださりありがとうございます。
末永くお幸せに。

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