華結びブログ

2022.05.10 | ちょっとウラ話

新日本髪について

新日本髪について

先日、挙式でご利用くださったお客様をご紹介した際に
【新日本髪】について少しご説明させていただきました。

本日は少し説明をつけ足して、【新日本髪】について書かせてください。

白無垢 熨斗に鶴 C1007 結婚式

和装の婚礼と言うと昔はかつらを被るのが当たり前でした。
そのかつらも以前に比べるとかなり軽量化され、少し茶色っぽい色になってるんです。
髪を茶色く染める女性が増えてるので、かつらを被った時の違和感を軽減出来るように・・・だそうです。
そして今やちょこっと茶髪のかつらだけでなく、
洋髪にコサージュで神社や仏閣でお式を挙げる事も珍しくなくなってます。

そんな変化に富んだ和装のヘアスタイルですが、近頃は自分の髪で日本髪を結う方も増えてきてるんですよ。

こちらがその「新日本髪」と言われる、ご自身の髪で結いあげる日本髪。
本来の日本髪に比べて作る手順が簡素化されたものを一般的に「新日本髪」と言い、
洋髪スタイルを変化させたようなものなんです。
色打掛 インクブルー御所車

地毛で結うので生え際が自然なのは当然なのですが、
「鬢(びん)」と呼ばれる顔の横の張り出し部分の大きさ・角度によってイメージが微妙に違ってくるので
ご希望の雰囲気に合うよう調整できる所も魅力的です。




ただし前髪の分ける位置や鬢の大きさ・角度などの調整が必要なため、
本番と同じようにヘアセットとメイクを施すリハーサル(有料)を必須としていただいてますのでご了承くださいませ。
しかし!新日本髪を結うための技術料金は頂戴しておりません。
また、髪の長さは全体に胸の辺りまで、前髪は口の辺りまで必要です。



当店に来られるお客様は京都という土地柄もあってか、
まだまだ古典的なかつらを被ってのお式を好まれる方が多いように感じますが、
古典的な文化も時代に合わせて少しずつ変化してるのって興味深いなぁって思います。

お式や前撮りに新日本髪を試されたい方は、ぜひ髪を伸ばしてチャレンジして下さいね!





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