2019.10.28 | 京都神社結婚式
常照寺でのご結婚式
春と秋は、普段から観光客が多い京都がさらに人でいっぱいになります。
桜や紅葉が目当てで来られるのですが、嵐山や東山近辺の神社仏閣はどこも混み合っていてゆっくりと見ていられないほど・・・
そこで!地元の人に愛されている桜と紅葉の隠れた名所をこっそりお教え致します。
先日そのお寺でご結婚式をされたお客様のお手伝いをさせていただいたので、合わせてご紹介♪
お寺は京都市内の北に位置する「洛北」と言われる地域にある【寂光山常照寺】。
一般的に常照寺と呼ばれているお寺で、約400年前に創建されました。
境内は緑で溢れていて、秋には見事な紅葉へと色彩が変わります。
京都にあった遊郭、島原に実在した二代目吉野太夫という遊女が足しげく通った場所としても有名で、太夫が寄進したと言われる朱門は今も常照寺にあり彼女のお墓もここにあります。
毎年4月には太夫を忍んで「吉野太夫花供養」が執り行われ、多くの地元民や観光客で賑わいをみせています。
紅葉もとてもきれいですが、桜も立派ですので春先に訪れるものいいかもしれませんね。
一般的に和装の結婚式は神社が多くお寺でされる方自体が少ないのですが、ご縁があったのか常照寺さんでのお式に何度かお手伝いをさせていただきましたので、華結びの京都神社結婚式プランをご利用くださったお客様をご紹介致します。
ご着用になったお衣装は白無垢【裏紅 群鶴】。
お着物全体に鶴が舞い、古典的なデザインですが鶴の意匠や裏紅によって可愛らしさもある一枚です。
ご利用くださったお客様はかつらに角隠しスタイルにされたのでキリッとした雰囲気になりましたが、裏紅の白無垢に合わせて小物を赤にされた事で可愛さもアップしました。
ちなみにこの後ろに写っている朱門が吉野太夫が寄進したといわれているものです。
お寺での挙式は神前式とはまた違った独特の雰囲気があって素敵なのですが、スタッフも仏式にはあまりお伺いする機会がないので密かに楽しみにしています(^^*)
華結びの京都神社結婚式プランには新郎新婦様の衣装の他、着付けやヘアメイク・介添えもセットになっていますので、京都や近郊の府県で挙式をご検討の方はぜひ一度ご相談ください。
素敵なお写真をご提供いただきありがとうございました。
末永くお幸せに。