2022.10.12 | 打掛マメ知識
相良刺繍とは?
着物の事をよく知らなくても、「刺繍」は一般的にも良く知られているワードなのでご存じの方も多いはず。
本日はそんな刺繍の中でも技術とかなりの労力が必要な【相良刺繍(さがらししゅう)】をご紹介致します。
相良刺繍とは、中国から伝わった三大刺繍のひとつ。
歴史が古く、中国では漢の時代(紀元前206年~)から、日本では奈良時代(710年~)には使用されています。
こちらが刺繍部分↓
最大の特徴は柄に沿って色糸で柄を縫っていく刺繍とは違って、生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作りそれを連ねる事で模様が出来上がっていくところ。
この一つ一つを職人が手作業で作りあげるのですから、豪華な婚礼衣装というだけでなく芸術作品とも言えますよね。
普通の刺繍より立体感があって、色彩も豊かで色の強弱によるグラデーションもとても豪華。
たいへんな技術と労力を要するため刺繍職人が減ってきていて、さらに機械では同じような風合いが出ないため今では手縫いの相良は貴重品となってきています。
華結びにも相良刺繍の白無垢や色打掛があるので、ぜひご覧になってください♪
※相良刺繍の色打掛はこちらから※
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