2017.11.20 | 京都前撮り
【白無垢】吹き赤ライン 鳳凰七宝 /【色打掛】ピンク地染井吉野
前撮りで2着ご利用になったお客様のご紹介。
白無垢はちょっと珍しいデザインの【吹き赤ライン 鳳凰七宝】。
真っ白の白無垢では無いのですが、裏地が赤の裏紅ではないので吹き(着物の裾の部分)は白いままで、袖口と裾に赤いラインが入っています。
「裏紅ほど赤の分量が多くなくてもいいけど、少し華やかさが欲しい」とお考えのお客様にはオススメです☆
胸元に挿す小物を赤にすればさらに華やかさがアップ。
生地もとても柔らかくて着心地が良く、織物がふんわりとしていて柄が浮き出て見えるのが特徴です。
鳳凰の尾が美しいデザインの白無垢です。
一方色打掛は【ピンク地染井吉野】。
「この衣裳が着たいから華結びさんでお願いしました!」と仰っていただいたくらい、新郎新婦様共に気に入ってくださった色打掛なんです。
柄はその名の通り染井吉野が全体的にデザインされているのですが、珍しいのは大きな桜の木がどんっ!と描かれているところ。
普通は、例えば桜なら花びらだけが散りばめられているのが普通の着物の柄ゆきなんです。
この色打掛のように大きな柄でしっかりと幹まで柄があるなんてほんとに珍しいんですよ。
どちらの衣装の個性的なものを選ばれたお二人。
撮影後お脱ぎになった後もふたりで着物を眺めてらっしゃったのがとても印象的でした。